今回はこのような疑問に答えていきます。
私は今までに50人以上もの人に筋トレを教えてきましたが、その後筋トレが続く人と、続かない人がいました。
「こんなに楽しいのになんで続けないのだろう」と、気になりやめた理由を聞いていった結果、続かなくなる理由は大体一緒ということがわかりました。
やめる理由のほとんどは「自分だけ特別な状況なんだ」と思い込んでいるケースが多かったです。
なので事前にどんな状況でやめたくなるのかを理解すれば、「あ〜はいはいこのパターンね」といった感じで自分を客観的にみることができます。
この記事では私が独断で選んだ筋トレが続かない理由をランキングにし、その解決方法を述べるという形式にしました。
筋トレが続かない理由トップ7
第一位:優先順位が低い
第一位は筋トレの優先度がとても低いことです。
このようにお金や時間がないという理由でやめてしまうのがとても多かったです。
「確かに筋トレはお金も時間もたくさんかかるからしょうがないかな」と思っていたのですが、色々聞いていくうちに「これは考え方の違いだな」と思いました。
どいうことかというと、筋トレの優先度が低い人はお金がないと言いながら、飲み会に行っていたり、時間がないと言いながら、家でnetflixで映画を見たりしているからです。
ではそのような方向けの解決方法を見ていきましょう。
解決法:筋肉ファースト
解決方法は覚悟を決めて筋肉への優先度をあげるしか方法がないと思います。
具体的に何を優先度を意識すれば良いかというと3つあります。
お金、時間、意識です。
お金はジム代、プロテイン代、食事代などを捻出するには今まで通り生活していたら当然足りなくなります。
そのため今まで使っていた分何かを我慢しなければいけません。
時間も同じです。
今まで通り生活しながら、ジムに行くことはできません。何かをするのを辞めて、ジムに行く時間を作るのです。
意識はちょっと想像しにくいと思うので、具体例を出して説明します。
例えば起業家であれば、外でフラフラ歩いていてもビジネスチャンスがないか自然に目が向くでしょうし、デザイナーだったら街の看板の装飾に目が向くと思います。
このように普段から「今日の筋トレどうしようかな」とか、「今日の食事どうしよう」とか筋肉のことを考える時間を増やす努力をしてみてください。
この3つの優先度を上げることが筋トレを続けるコツです。
第二位:一人でやろうとしている
このように、パーソナルトレーニングを受けた後に急に辞めてしまう人もとても多かったです。
原因としては様々なものが思い当たりますが、やはり一番大きいのは「辛いものは嫌い」ということだと思います。
これは人間の特性で、どうしても楽で気持ちいい方に逃げてしまいます。
ではそのような人にどのような解決策があるのか提示していきます。
解決法:他人を巻き込む
解決方法としては他人を巻き込むことで解決できます。
ざっと思い浮かぶのは以下のようなものです。
朝に何も予定がないのに、早く起きるのは難しいですよね。
そんなときは朝に大切な人との予定を入れてしまえば良いわけです。
このように他人を巻き込むことで続けられる可能性がぐっと高まります。
トレーナーに見てもらうのも同じです。
自分で辛いことを選んでお金を払っている分確率はとても上がります。
筋トレの楽しさに気づいてきたら嫌でもジムに行きたくなるので、自分一人でできるまでは他人を巻き込む努力をしましょう。
第三位:筋トレ以外で消耗している
今回紹介する中で最も解決するのが難しいのが、筋トレ以外で消耗しているパターンです。
先ほど「お金や時間がない人は優先順位をあげるべきだ」と言いましたが、「流石にその環境では自分でも無理だな」と思った人が結構いました。
仕事が終わって肉体的に精神的にもクタクタ。そんな状態では誰でもきついです。
ではそのような方はどうすれば良いのでしょうか?
解決法:環境を変えるor考え方を変える
解決策としては、環境や考え方を変えるしかないと思います。
筋トレしている方であれば、残業があると肉体的にも精神的にもストレスがたまります。
なので新しい仕事を探すとか、イライラしないように意識することで精神状態を保つ必要があります。
またイライラしがちな方であれば考え方を変えることで、解決できるかもしれません。
第四位:成果が出ていない
このように一生懸命鍛えているにも関わらず、努力が無駄になるケースはとても多いです。
ではどうすれば良いのでしょうか?
解決法:筋肉をつけるための原理原則をおさえる
筋肉の付け方というのは、ある程度方法論があります。
なので成果が出ないということは、方法論を知らないorできていると勘違いをしているというケースに分けられます。
方法論を具体的に言えば以下のようなものが挙げられます。
・前回よりも重い重量を上げること
・鍛えた部位を休ませること
他にもたくさんありますので、以下の記事で勉強してみてください。
できていると勘違いしているケースは、飯をたくさん食べていると思っていたが全然足りなかったり、フォームが正しいと思っていたが、めちゃくちゃだったりします。
そのような場合はやはり一度専門の人に見てもらい、客観的な意見をもらうのをオススメします。
第五位:いきなり高い目標
このような言葉を発してから一週間以内にジムからいなくなってしまった方もあとが絶えません。
夜にワクワクする目標を立てたものの、朝起きたらモチベーションが元どおりという経験した方は多いのではないでしょうか?
このような方はどうすれば良いのでしょうか?
解決法:まずは腕立て1回から
解決方法としては、ハードルをこれでもかというくらい下げてしまうことです。
腕立て一回からいきましょう。それから2回、3回のように徐々に負荷を上げていけば良いのです。
人間というのは急に環境が変わると適応するのが難しいですが、徐々に負荷を上げていくと意外とできるものです。
第六位:逆算思考をしていない
このようにその日の気分によってやることを決めてしまうケースです。
このような場合だとやる気がある時は行くけど、やる気が出ない時は行かないとというようになってしまいます。
ではこのような方の対処法をお伝えします。
解決法:週末に一週間の計画を立てる
解決法としては、一週間のルーティンを事前に決めてしまうのがオススメです。
思いつきでやるのは柔軟にメニューを決めることができるというメリットがありますが、継続するという目的の場合、このようなやり方はお勧めできません。
小学校の時間割のことを思い出してみてください。
「月曜日のこの時間は算数」、「火曜日のこの時間は国語」といったように何も考えずにやることが決まっているとやりやすいものです。
筋トレも同じように「月曜日は上半身」、「木曜日は下半身」といったようにすると、余計なことを考えなくて済むので行動しやすくなります。
なので一週間の予定を事前に決めて、あとは何も考えずにやってしまうのが良いです。
第七位:長い時間かかると思っている
一番の優先度の部分と多少被りますが、筋トレは長い時間するものだと思っている人が多いです。
その結果、最初の一歩がかなり重くなり行くのをやめてしまうというパターンです。
このような方はどうすれば良いのでしょうか?
解決法:短時間で追い込むスキルを身につける
解決策としては、短時間で追い込むスキルを身につけると良いです。
「いきなり高い目標」のところでも話しましたが、その先に負荷がかかることが待っているとどんどん嫌になってしまいます。
なので「20分だけ頑張るぞ!」といって始める時の負荷を一気に下げるのがオススメです。
ではどうやって短期間で追い込むのかというと、一つにスーパーセットというものが挙げられます。
他にも胸と背中を一気に鍛えるやり方もあります。
今回紹介したテクニックはたくさんあるうちの一つですが、このようなテクニックをたくさん持っておくことで、色々な状況に対応できます。
続けられない原因を理解し自分を客観視する
解決方法をまとめます。
・他人を巻き込む
・環境を変えるor考え方を変える
・筋肉をつけるための原理原則をおさえる
・週末に一週間の予定を立てる
・短時間で追い込むスキルを身につける